ヒプノセラピーとは、日本語でいうと催眠療法です。
セラピストの声掛けにより、意図的に脳波をα波からθ波というリラックスした状態にする事により、
意潜在意識とつながりやすい状態となり、普段では気づくことのできない自分の本当の気持ちや、意図せず握りしめてしまったネガティブな思い込み等に気づき、肯定的な変化をもたらすセラピーです。
催眠というと、テレビの催眠ショー等の影響もあり、自分自身の意思を操られ、命令に従わせられるようなイメージを持たれている方や何か特別な状態のように思われている方もいると思います。しかし、催眠状態というのは特別な状態ではなく、自分では催眠に入っているとは感じない、私たちが1日のうちに何度も出入りしているとても自然な状態です。私たちは、意識せずに毎日何度も自然に催眠状態を体験しているのです。
例えば、映画やテレビのドラマを見ていると、すっかり中に入り込んで、まるで自分が映像の中の人物と一体になっているような感覚になる事があると思います。あの感覚が、一種の催眠状態です。また、朝起きた時や寝る前のまどろみ状態、夢中で本を読んでいる時や高速道路をのんびり運転している時等もそうです。催眠状態下でも、意識はしっかりあるので、やりたくない事はやらない等、自分をコントロールする事ができます。
ヒプノセラピーでは、この深くリラックスした状態に入り、深い意識の中で、まるで映画のように壮大な、あなただけのストーリーが繰り広げられ、本当の自分の気持ちに気がついたり、繰り返される問題の原因を見つけたり、これからの自分がどうすべきかという事に対して、自分で答えを出す事ができます。
誰かに指示されたのではなく、自分で出す答えは、腹落ち感が違います。